情報海での泳ぎ方
「人間とは好奇心旺盛な生き物である」、とよく耳にします。
何事にも興味を持ち得るし、視野を広げる能力を持っている。
そういったニュアンスでしょうか。
現代にはそういった好奇心旺盛な人々にはアンテナを張ってさえいれば、いや、もしかしたら意識的に張っていなかったとしても、引っかかってくる「情報」がたくさんあると思うのです。
ニュース1つをとっても、今はテレビ・新聞・ラジオ、といったいわゆる主流のメディアだけから得られるものではありません。インターネットやSNSを通して、より早く簡潔に情報を手に入れることが出来るような素晴らしい世の中になっています。
ただ、情報を得ることの容易さに浮かれてばかりはいられません。
みなさんも常日頃感じてことと思います。
「情報量、多くない?!」
自分から情報を追わなくても、「お気に入り登録」などワンクリックで済ませれば、好きな情報が向こうから届く。
だからこそ気が付いたら、自分から選んでいたつもりの情報に躍らされ、溺れている感覚に陥ることもあるのではないでしょうか。
どのような対処法が正解なのかは私にも分からないですし、個々に合った情報量との付き合い方があるはずです。
周りに転がっているたくさんの好奇心。
どこまで自分の中へ取り入れるか。
個人的には、全ての情報に目を通すのは、例え自分から望んだものだろうと、不可能に近いものがあると感じています。
だからこそあえて、自分から探し求めているものを追求する心も大切にしようかと。
情報1つとっても、受動的にではなく、たまには能動的に動くのもありなのかもしれませんね。